仮想通貨

初心者向け | ビットコイン・仮想通貨(暗号資産)のおすすめ取引所5選を紹介

2016年から2017年にかけてビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)が注目を集めるようになり、それ以降投資目的としてはもちろん、決済手段や新たなプラットフォームなどの用途で使われるようになりました。

仮想通貨(暗号資産)の登場で法定通貨の脆弱性が露見するようになり、法定通貨に変わって仮想通貨(暗号資産)が当たり前に使われる時代が来る可能性があると言われるほど、将来性の高さにも注目が集まっています。

今回は仮想通貨(暗号資産)取引初心者の方向けに、仮想通貨(暗号資産)のおすすめの取引所や仮想通貨(暗号資産)取引所の選び方などを紹介します。

この記事でわかること
  • 初心者におすすめの仮想通貨(暗号資産)取引所は、Coincheck、GMOコイン、bitFlyer、DMMBitcoin、bitbankの5つ。
  • 初心者が仮想通貨(暗号資産)取引所を選ぶ際に注意すべき点は、取引量の多さやアプリ等の使いやすさ、手数料やスプレッドの低さ、セキュリティの高さ、取り扱っている仮想通貨(暗号資産)の種類の5つ。
  • おすすめとして紹介した仮想通貨(暗号資産)取引所では、少額から始められたり、親会社が大企業でセキュリティ強化に力をいれている特徴が多く見られていること。

初心者におすすめの仮想通貨(暗号資産)取引所5選

仮想通貨(暗号資産)取引所を選ぶ上で大事にすべき要素を踏まえて、初心者におすすめの仮想通貨(暗号資産)取引所を5つ紹介します。

Coincheck(コインチェック)

コインチェック

Coincheckはマネックス証券で知られる東証一部上場企業の「マネックスグループ」を親会社に持っているため、セキュリティノウハウが豊富で、安心して仮想通貨(暗号資産)の取引ができます。

平成29年4月1日から、国内で仮想通貨(暗号資産)と法定通貨の交換が可能とするサービスを展開する業者は、金融庁・財務局に対して暗号資産交換業者の登録が事業継続のために必須となりました。

Coincheckはこの登録を受けたコインチェック株式会社が運営していて、法的な安全性も確保されています。

安全性を求める方には特におすすめの仮想通貨(暗号資産)取引所です。

初心者にも使いやすいアプリの操作性から、アプリの累計ダウンロード数は280万ダウンロードを突破し、取引手数料と入金手数料が無料であるため、無駄なコストをかけずに取引できる点で、多くのユーザーから重宝されているプラットフォームとなっています。

Coincheck(コインチェック)の評判

Coincheckの操作性の高さやマネックス傘下の企業のサービスであることの安心感から、初心者が仮想通貨(暗号資産)取引を始めるならやはりCoincheckだと回答する方が多いです。

迷ったらとりあえずCoincheckにしようという勢いでも問題ないと言えるくらいに、Coincheckは実績の高い仮想通貨(暗号資産)取引のプラットフォームです。

GMOコイン

GMOコイン

GMOコインはインターネットの金融システム全般に力を入れている「GMOフィナンシャルホールディングス」が親会社で、GMOコインはそのグループ会社として仮想通貨(暗号資産)の現物取引サービスを提供しています。

GMOグループは規模の大きい運営母体であり、これまでのインターネットの金融システムによる実績から、2017年には金融庁から暗号資産交換業者の認定も受けているため、安全性の高さはCoincheckと同じくらい高いと考えていいでしょう。

GMOコインの他の仮想通貨(暗号資産)取引所にはない大きな特徴として、取引所と同時に販売所も取り扱っていることが挙げられます。

取引所はユーザー間でスプレッドが低めに設定されている中で売買を行える特徴があり、販売所はユーザーと仮想通貨(暗号資産)取引所とで複雑な手続きなく取引できる特徴があります。

取引所では初心者の方にとってはやや操作が難しいと感じてしまうこともあり、販売所ではややスプレッドが広くなる傾向もあるため、状況や性格に合わせて取引所か販売所か選択できます。

GMOコインを使って仮想通貨(暗号資産)の取引にある程度慣れてきたら、取引所と販売所をうまく使い分けて損なく仮想通貨(暗号資産)を運用していってください。

GMOコインの評判

https://twitter.com/yoshinakkuru/status/957779264006311937?ref_src=twsrc%5Etfw

GMOも企業の大きさによる安心感から選ばれやすい仮想通貨(暗号資産)取引所のようです。

Coincheckは調べないとCoincheckがマネックスの傘下の企業によって運営されていることがわからないため、初心者の方からスルーされてしまいがちです。

しかし、GMOコインはGMOが運営していることがぱっと見何となくわかる方が多いので、バックにいる企業の大きさを実感しやすいことから、安心感を持って選ぶ初心者の方が多いです。

実際、GMOもCoincheckと同じくらい初心者が使っても問題ない仮想通貨(暗号資産)取引所なので、好きな方を選んで利用してみてください。

bitFlyer(ビットフライヤー)

ビットフライヤー

bitFlyerはビットコインの取引量が国内No.1の実績を残し、みずほファイナンシャルグループなどの国内のメガバンクから出資を受けている仮想通貨(暗号資産)取引所です。

bitFlyerはレバレッジ取引が可能な「bitFlyer Lightning」を提供していて、仮想通貨(暗号資産)取引をこれから始めたいと考えていて、かつ本気で稼げるようになりたいと考えている方にとっては、少額から積極的に取引を行って稼ぐチャンスがつくりやすい仮想通貨(暗号資産)取引所となっています。

ツールやアプリの利用に応じてビットコインが無償でもらえたり、Tポイントと交換してもらえるようなサービスもあるため、モチベーションはそれほど高いわけではないが、何となく興味本位で始めてみたい方にとってもおすすめできます。

また、bitFlyerは取り扱う仮想通貨(暗号資産)の種類も豊富で、他の仮想通貨(暗号資産)取引所よりも多い13種類もの仮想通貨(暗号資産)を取り扱っています。

ビットコインを含めた12種類の仮想通貨(暗号資産)である「アルトコイン」と呼ばれるものの全てに対応しているので、アルトコインに注目している方は選択肢の1つに入れてても良いでしょう。

bitFlyer(ビットフライヤー)の評判

bitFlyerはビットコインの取引量が多い上に、無料登録や買い物の際にビットコインが付与されることから、ビットコインを使いたいユーザーは必ず登録するくらいにビットコインユーザーからの人気が集中しているようです。

初心者の方だととりあえず無難にビットコインから始めてみる方も多いことから、初心者の方にもおすすめできる仮想通貨(暗号資産)取引所です。

DMMBitcoin

DMMbitcoin

DMMBitcoinは2016年に設立された株式会社DMMBitcoinによって生み出された仮想通貨(暗号資産)の取引所で、親会社は動画配信サービスで有名な「DMMグループ」です。

DMMグループは仮想通貨(暗号資産)に着手する前に「DMMFX」などを展開していて、セキュリティ面については以前から敏感な問題だと捉えて対策を行ってきたため、セキュリティノウハウが充実しています。

また、DMMのサービスに何らかの形でお世話になっていることも多いことから、アプリの見た目のデザインが好評で、操作も難しくないことから、DMMBitcoinのアプリはかなり使いやすいと評判が良いです。

他にも、少額からの取引が可能で、ビットコインの最小発注数量が0.001、イーサリアムの最小発注数量が0.01となっています。

1BTCが100万円だった場合、約1,000円から購入できます。

約1,000円からだったら余剰資金を使って、ほぼノーリスクで仮想通貨(暗号資産)取引を始められるので、DMMBitcoinはお試し感覚で挑戦してみたい方におすすめの仮想通貨(暗号資産)取引所です。

DMMBitcoinの評判

DMMBitcoinはこの画像を見てもらえればわかりますが、かなり見た目がすっきりしていて、とても見やすいのが印象的です。

それに加えて、DMMBitcoinもその名前からDMMが運営していることがわかるので、セキュリティに対する安心感を感じられます。

bitbank

bitbank

bitbankは2014年とビットコインが流行の兆しを見せ始めるよりも前から設立されていて、ビットバンク株式会社が運営している仮想通貨(暗号資産)取引所です。

老舗の仮想通貨(暗号資産)取引所というだけあって、bitbankは国内でbitFlyerに負けず劣らずの取引高を記録していて、特にリップル(XRP)の取引高は世界トップクラスを誇っています。

リップル(XRP)を使った取引を検討している方は第一候補として考えてもいいかもしれません。

他の仮想通貨(暗号資産)取引所にはあまりない特徴として、仮想通貨(暗号資産)を貸して増やすレンディングサービスを実施していることが挙げられます。

例えば、1BTCをレンディングで貸し出すと、1年後に1.05BTCになって帰って来るといった仕組みで、1BTCが100万円だとしたら1年間で5万円の利子がついて来ることになります。

初心者のうちは手数料無料のアドバンテージを活用して経験を積んでいき、投資用だけでなく利回りで稼ぐように仮想通貨(暗号資産)を分散して活用できるようになれると、仮想通貨(暗号資産)で儲けていくことは決して難しいことではなくなると思われます。

bitbankの評判

bitbankはまだまだ知名度を上げつつある仮想通貨(暗号資産)取引所ですが、ビットコインとリップルどちらも安定していて、ツール自体も使いやすいようです。

加えて、登録や審査が早いのはこれから始めるユーザーに優しいところなので、今後さらにユーザーが増えていくことが予想されます。

初心者向けの仮想通貨(暗号資産)の取引所の選び方

取引所の選び方

仮想通貨(暗号資産)の大体の特徴や仕組みが分かっていても、どこの取引所で準備を始めて実際の取引を行うかによって、得するか損するかが変わってきます。

そこで、初心者向けに仮想通貨(暗号資産)の取引所の選び方を解説します。

活発に取引されているか|取引量の多い取引所

以前までは仮想通貨(暗号資産)を取り扱うユーザーが少なくてあまり気にする必要がありませんでしたが、最近ではユーザーが増えたことによって、思うように取引が成立しないこともあります。

仮想通貨(暗号資産)の取引が活発に行われていると、その分チャンスがあるため、基本的に取引量の多い取引所をおすすめします。

ツールやアプリが使いやすいか|操作のしやすいツールやアプリ

仮想通貨(暗号資産)の扱いや投資に関わることそのものが、始めての初心者にとってはわからないことも多く、仮想通貨(暗号資産)取引所のツールやアプリがなるべく誰でも操作しやすいシステムになっていることが重要です。

やる気を出しても操作しづらかったら思うように取引できずにイライラしてしまい、モチベーションの低下に繋がりかねません。

また、操作しづらい仕組みになっていても問い合わせ対応がしやすく、そのレスポンスが早ければ段々と慣れてくると考えられるので、その点にも注目してツールやアプリの使いやすさを選んでみてください。

手数料やスプレッドが安いか|手数料無料、スプレッドは安め

P2Pを基本としているため、多くの仮想通貨(暗号資産)取引所では取引手数料を無料としているところが多いのですが、中には有料としているところもあります。

なるべく取引手数料を無料としている取引所にした方が望ましいです。

他に日本円を入出金した際にかかる入出金手数料も、なるべく低く抑えられる取引所を選ぶことも大事です。

もう1つ大事なのがスプレッドの存在で、これは購入価格と売却価格の差のことを表しています。

これは本来の価格に上乗せされた手数料と考えられるため、スプレッドも安いところを選ぶ意識を持って仮想通貨(暗号資産)取引ができるのが望ましいです。

セキュリティ強化に力を入れているか|積極的なセキュリティ技術の導入

最近では多くの仮想通貨(暗号資産)取引所で意識されていますが、セキュリティの強化にどれだけ力を注いでいる仮想通貨(暗号資産)取引所なのかも重要な点です。

セキュリティ強化の技術として主に以下のような技術が導入されています。

  • SSL通信
  • コールドウォレット
  • ファイアウォール
  • 二段階認証 など

SSL通信は共通鍵や秘密鍵を用意して取引内容等の通信情報を暗号化してデータの通信及び改ざんを防止する仕組みです。

コールドウォレットは先程紹介したように、オフライン上で取引データの管理を行う仕組みで、これによりハッキング被害のリスクが大幅に下げられます。

ファイアウォールは外部のネットワークによる攻撃などからネットワークやコンピュータを守るためのソフトウェアあるいはハードウェアのことです。

二段階認証はGoogle AuthenticatorやSMS等を利用したアカウントログイン時などに使われる2段構えの認証の仕組みで、仮想通貨(暗号資産)に限らず、最近ではあらゆるサイトで採用されることが多いです。

Google AuthenticatorとはGoogleが開発した認証の仕組みです。

特定のサービスでGoogle Authenticatorの二段階認証の連携を済ませると、それ以降そのサービスをログインする場合には、ログインパスワードに加えてGoogle Authenticatorを開くと表示される6桁のワンタイムパスワードを入力することでログインできるようになります。

他にも様々な情報セキュリティにまつわる技術の導入が進んでいて、セキュリティ面に敏感な仮想通貨(暗号資産)取引所は新技術導入のペースが早いため、その点に着目して取引所を選択してください。

仮想通貨(暗号資産)の種類が豊富か|仮想通貨(暗号資産)の取扱種類の多い取引所

仮想通貨(暗号資産)の中でもビットコイン(BTC)はもちろん、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)、ライトコイン(LTC)あたりは人気の高い仮想通貨(暗号資産)で、多くの仮想通貨(暗号資産)取引所で扱われています。

仮想通貨(暗号資産)はこれだけではなく、世界で1,900種類以上の仮想通貨(暗号資産)が流通していると言われています。

いつ新たな仮想通貨(暗号資産)が注目を集めて急激に価格が上昇するかわからないため、投資目的でガッツリ稼ぎたいという方であれば、そういったチャンスを狙うためにも仮想通貨(暗号資産)の取り扱いの種類が多い取引所を選択肢に入れても良いです。

仮想通貨(暗号資産)の取引所に関するよくある質問

取引所のよくある質問

仮想通貨(暗号資産)の取引所に関して寄せられる質問の中から、特によく見られる以下の質問について回答します。

  • 1回の入金額に上限はある?
  • 口座に残高があるのに引き落とされないのはなぜ?
  • 同時に複数のアドレスに向けて仮想通貨(暗号資産)を送付できる?

1回の入金額に上限はある?|取引所による

基本的に1回の入金に対して上限額を設定していない仮想通貨(暗号資産)取引所もあればそうでないところもあります。

クイック入金については上限額を設定しているところが多いです。

クイック入金はインターネットバンキング口座を持っていれば24時間いつでも入金可能なオンラインサービスのことです。

口座に残高があるのに引き落とされないのはなぜ?|ウォレット口座とトレード口座の資金の入れ違い

ウォレット口座とトレード口座が用意されていることがあり、仮想通貨(暗号資産)の出金はウォレット口座から引き落とされることが多いです。

誤ってトレード口座に出金用の資金を入れていて、ウォレット口座の残高は引き落としに必要な金額が不足していた可能性が考えられます。

その場合は、トレード口座の資金をウォレット口座に移して、出金申請を行えば運営側で引き落としの処理をしてくれます。

同時に複数のアドレスに向けて仮想通貨(暗号資産)を送付できる?|ブロックチェーンにより1対1の取引

仮想通貨(暗号資産)の取引は一度に複数の取引を同時に行えません。

ブロックチェーン技術に基づいて取引の環境が構築されていて、P2Pで取引の管理を行わなければならないため、複数人との同時取引はできません。

仮想通貨(暗号資産)取引所は自分の重要視したい点に合ったところを選択すべき

仮想通貨(暗号資産)の取引を繋げる場として仮想通貨(暗号資産)取引所が用意されていて、その数は段々増えつつあります。

初心者の方にとっては、仮想通貨(暗号資産)取引所が増えてしまうと、余計にどこを選んだら良いのか、わからなくなります。

そんな初心者の方には、CoincheckやGMOコイン、bitFlyerといった仮想通貨(暗号資産)取引所がおすすめです。

これらの取引所は、少額から挑戦心を持って始められ、親会社が有名な企業でセキュリティ面がしっかりしているといった特徴があります。

この特徴は、今回紹介した取引所で多く見られます。

仮想通貨(暗号資産)取引所を選ぶ際には、仮想通貨(暗号資産)の取引量やツール・アプリの使いやすさ、セキュリティ面、手数料にかかる費用などを基にターゲットを絞って仮想通貨(暗号資産)の取引所を決めていくことをおすすめします。

考え方は人それぞれ異なるので、今回紹介した仮想通貨(暗号資産)取引所以外にも自分で調べて、なるべく損なく稼げるところを選択して、最高の仮想通貨(暗号資産)取引のスタートを切ってください。